セルフネイルちゅるんとしたフォルムの作り方

ネイル

セルフネイルでは美しいちゅるんとしたフォルムを作ることは難しいと思っていませんか?何度やっても凸凹して仕上がりが綺麗にならないというようなお悩みを解決する方法をお伝えします。セルフレベリングをうまく使って美しいフォルムを作りましょう

はじめに

・「ちゅるん」フォルムとは何か、その美しさについて

ネイルサロンでプロが作るフォルムは光が当たってちゅるんとした綺麗なフォルムで差し込む光が均一になっておりブレがなく美しいものです、これはセルフネイルで表現するのは難しいのでしょうか、完璧ではないですが少しでも近づける方法があります

・このブログで学べこと

セルフレベリング(粘性のあるジェルが重力の影響で自然に流れて表面の凹凸を無くしてくれる力)を利用したフォルム作りを解説していきたいと思います

フォルムの基礎知識

ジェルネイルにおける「フォルム」の定義

・ジェルネイルにおける「フォルム」の定義
ネイルのフォルムってなんでしょう?
根本の厚み爪の付け根の丸さ、強度を持たせるための一番高い山の部分、爪左右のサイドがまっすぐで均等である、カットの形が適切であることなどがあります

・理想的なフォルムの特徴
1:滑らかなアーチライン
根元から先端まで凹凸なく滑らかな半円形のアーチであること
2:的確なアペックス設置
フリーエッジから約1/3手前(ストレスポイント)に厚みの頂点が来る配置
高すぎず低すぎず爪に加わる衝撃をしっかり分散できていること
3:左右対称のサイドライン
左右のラインが指幅に合わせて均等にカーブし、爪生アーチが中央に寄る
片側だけ広がったり狭くなったりしない、バランスを重視する
4:指先との調和したフリーエッジ
手や指の形・長さにフィットする形状(丸みの強弱)と長さの設定
5:厚みと長さのバランス
見た目に厚ぼったくならず、かつ強度が確保できる程の適度な厚みを持たせる
長すぎると折れやすく、短すぎるとアーチが浅くなる

・なぜ「ちゅるん」とした仕上がりが重要なのか
上記の面からも強度と美しさが共存できるようになるので
爪全体のバランスと構造上の強さを兼ね備えた美しい仕上がりにしたいためにちゅるんとした仕上がりにしたいということですね
また、自分の好みや指や手の形に合った長さや形状を選ぶことでより機能性にも優れた理想的なフォルムになるそうです

セルフレベリングの理解

・セルフレベリングとは何か、粘性のあるジェルが重力の影響で自然に流れて表面の凹凸を無くしてくれる力

セルフレベリングの仕組みと原理

異なるジェルでのセルフレベリング効果の違い

さらっとしているジェルの場合にはジェルが流れる速度が速いですし、粘性が高いジェルについては速度がゆっくりなのでセルフレベリングに時間がかかりますが修正に長く時間をかけても大丈夫という利点もあります、自分の技術力や爪に合っているジェルを選択することはかなり重要だと思います

ジェルの種類と選び方

・さらっとした粘度の低いジェルの特徴とメリット・デメリット

粘度の低いジェルは流れるスピードが速いため凸凹が少なく均一になる速度も速いです
また、ジェルネイル独特の香りが少ないのも魅力です
デメリットとしては速度が速いため修正が難しい、流れてしまって皮膚につく前に硬化する必要があるというところです

・粘度が高い硬めのジェルの特徴とメリット・デメリット

粘度の高いジェルは流れるスピードが遅いため刷毛跡が残りやすく凹凸がなくなるまでの速度と時間が遅いです、そのため修正する時間が十分に取れるところがメリットと言えます。
デメリットは凹凸がフラットになるまでの時間が長すぎて時間がかかるところです
温めることでカバーできるジェルもあるようです
またジェルネイル独特の香りが強く感じられるという話も聞かれます

・自分の爪質・スキルレベルにあったジェル選び

自分の爪質やスキルレベルにあったジェルを選択することは時短にもつながりますし、ジェルが浮きやすい、浮きにくいなど持ちにも関係してきますので重要になります

ちゅるんフォルムの作り方

・施術前の準備と道具

こちらはジェルネイルとはに記載をしておりますのでそちらを参考にいただけると幸いです

・ステップバイステップの塗布方法

まずピールオフジェルを爪の周り1mmほど残して均一に塗布し、硬化します。次に少なめにベースジェルを取り薄めに均一になるように爪に塗布します、爪の際や先端も忘れずに綺麗に塗ります。
次に根本から3mm程度離れたところに先ほどの2倍程度の量のベースジェルを取って置きます。そこから筆を寝かせてジェルを導くように全体に広げます、広げたら手を裏返して重力でハイポイントに合わせてジェルが流れるように調整します、OKになったら手をひっくり返してちゅるんとなったらすぐにランプで硬化します
(初めは1本ずつから作業すると時間はかかりますが綺麗にできます)
1回目に薄く塗った後私はそのまま2回目のジェルを塗りますが一度硬化してからの方がやりやすいという方もいらっしゃいますし、先端にたまったジェルを中心に持っていく、筆で表面をなぞってジェルを導いて綺麗なフォルムを作られる方もいらっしゃいますので自分に合った方法を探してみてください。
ベースジェルがうまくできたらカラージェルもトップも驚くほど綺麗に仕上がります

セルフレベリングを最大限に活かすコツ

こちらはもう実践あるのみ!と思って日々やっています、セルフレベリングを意識し始めたころから各段に仕上がりが綺麗になって行きました、調べてもコツなどどこにも書いていないですし、一生綺麗に塗ることは私にはできない、プロにお願いするしかないと思っていた私には目から鱗の情報だったので悩んでいるあなたにお伝えしたかったんです

室温や季節による調整方法

室温が高ければ粘性は低くなり流れやすくなる傾向にありますし、寒いと粘性が高くなり硬くなる傾向が多いので場合によってはジェルを温めたり少し冷やしたりと扱いやすい粘度にしてから塗り始めるとよいと思います

トラブル対処方法

・余分なジェルが流れた時の対処法
皮膚についてしまった場合には直ちに先の細い楊枝やウッドスティック、先にコットンがついているスティック等で吸い取ったりぬぐい取ったりします、そのまま硬化してしまうと仕上がりの美しさに影響したりアレルギー発症のキッカケになってしまう可能性もありますので十分に注意をして確認をしてくださいね
収集が付かないと思ったら一旦ジェルをエタノールでふき取って再度最初から施工する方がいいと割り切ることも必要だと思っています

・セルフレベリングがうまくいかない時の解決策
先ほどお伝えしたことと重複しますが仕上がりに納得できない場合には一度エタノールで落として再度チャレンジをしています
ベースがうまくいかない時もやり直してしまうことが多いです
練習用の商品もありますのでご紹介をしておきますね
「ネイルディフェンダー」
こちらはジェルネイルの練習用などでアルコールや水でペロっと綺麗に剥がすことができる商品です、一日だけ奇抜なジェルネイルをしたい、練習用にジェルをしたい時などに対応できます

・凹凸が残ってしまう場合の修正方法
こちらは再度凹凸をカバーするように再度上からカバーをしてみるというところだと思います
ベースが歪んでいると後から塗っても修正が出来ませんのでベースのうちに綺麗な状態になるようにすることが重要です
厚塗りになってしまった、フォルムがどうしても整わない、そんな時は硬化後にネイルファイルで表面を綺麗に整えてエタノールでふき取り再度薄くベースを塗ってカラーに入るという方法もあります

おすすめジェル商品の紹介

・私がリピート購入しているジェル製品とその理由
「グレースガーデン」

ピールオフジェルが完全に固まらずノリやボンド状のネバっと感が残る為爪から完全にはがれずシール状に取れにくい、つまり爪の表面が傷みにくい(たまに失敗はします)
ベースジェルは適度に硬化しても弾性があるためカチカチにならず剥がす時に爪にダメージが伝わりにくい(お風呂に入る際には曲がりやすくなり強度が下がるので注意が必要)それでもメリットの方が大きいので今後も使い続けると思います。適度な粘度でフォルムが整いやすく、厚みも調整しやすく、しかしはがれにくく浮きにくい、空気を通してくれるので爪の健康にも役立ち良いこと尽くめなのでおすすめしたいです

・アレルギーに配慮したHEMAフリー製品
完全HEMAフリーでこちらを使用してからは私個人では一切アレルギー症状が出ていません(アレルギーには個人差がありますのでご購入並びにご使用につきましては自己責任となりますのでよろしくお願いいたします)
ほかのメーカー様でもHEMAフリーは沢山ありますのでアレルギー対策や気になる方は調べてみて下さいね
※カラーをHEMAフリーではない商品を使用し、爪からはみ出して塗ってしまった時にはアレルギーが再発したことがあります

・爪が弱い人向けのベース選び
ピールオフジェルだと爪表面を削らなくてよいというメリットがあり、おすすめしたいのですが、硬化するとシール状に完全に固まるものについてはいくらエタノールやオイルを使用して剥がしても結局爪表面までジェルと一緒に剥がれてしまって爪がボロボロになってしまうということが何度もありました、、ので私のおすすめはグレースジェルのピースオフベースですがご自身の爪が傷みにくい商品を選んでいただければと思います
最近はシャイニージェルミオピールベースもおすすめです
また剥がす時にも必ずアルコールやネイルオイルで爪のダメージを最小限にとどめるような工夫もしてくださいね

まとめ

・美しいちゅるんフォルムを作るためのポイント再確認
ベースジェルを塗る際にセルフレベリングを意識して少し多めのジェルを乗せて光を当ててゆがみをチェック、光の歪みがなくなったタイミングで一気に硬化する(硬化熱が出る場合には何度かライトから出して何回かに分けて硬化を)

・継続的な練習の重要性
結局は継続は力なりと言いますが慣れるとびっくりするくらい綺麗にできるようになりますし、目に見えて上達します(記録を残していないのが残念になるくらいに)

・おわりに
今仕上がりがいまいちだなというあなた、ぜひ写真で記録を残しておいてください!きっと今後の財産になりますよ(深爪だった自分の手がコンプレックスすぎて自分の手の画像が一切残っていない筆者より)
あなたのセルフネイルライフがより良く楽しめるものとなりますように

最後までお読みいただきありがとうございました!

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