深爪はやめなくていい。気づいたら卒業できた、私の習慣の話

自分を好きになるケア

爪噛みは悪、そう思っていませんか?以前は私もそう感じていました。
ですがそうではないとしたらどうでしょうか。自分の癖は癖として原因があり、
原因を取り除くことが出来たら爪噛みや深爪から卒業することが出来るかもしれません。

「ああ、また噛んでしまった」
指先を見て、少し気分が下がる。
深爪を気にしていた頃は、それが日常でした。

ほんの1ミリ、2ミリ。爪の白い部分が見えてくると、少しだけ嬉しくなって。
「今回はいけるかも」と思ったりもしていました。

でも、気づいたらまた噛んでいて、爪は短くなるどころか、歯に押しつぶされて薄くもなってしまっていました。

その度に、
「どうして私はこんなこともできないんだろう」
と、自分を責めて落ち込んでいました。

今思うと、あの頃の私は、爪を伸ばしたかったというより、
ただ安心したかっただけだったのかもしれません。

何度もやめようとしたけど、上手くいかなかった

深爪をやめようと思って、いろいろなことを試しました。

噛まないように意識したり、手を口元に持っていかないように気をつけたり。
「今日は絶対噛まない」と自分に約束した日もあります。

でも、そうやって意識すればするほど、逆に爪の存在が気になってしまうんです。

仕事中や、考え事をしているとき、

気づいたらもう噛んでいて、後から「あ……」と気づくことばかりでした。

噛んでしまったあとは、
「またやっちゃった」
「どうして我慢できないんだろう」
そんな言葉が頭の中をぐるぐる回って毎回自己嫌悪に陥っていました。

頑張っているはずなのに、結果が出ない。それが一番つらかったです。
深爪をやめられない自分が、どんどん嫌いになっていくような気がしていました。

噛むのは、落ち着くための行動だった

あとから気づいたことがあります。
噛むのをやめられなかったのは、意志が弱かったからではなくて、落ち着く方法を、他に知らなかっただけだったのだと思うんです。

不安なとき、疲れているとき、頭がいっぱいのとき。指先に意識を向けると、気持ちが少しだけ静かになる。

噛むことは、私なりの落ち着き方でした。
だから「やめなきゃ」と強く思うほど、落ち着くための手段を奪われたような感覚になって、余計に苦しくなっていたんだと思います。

噛む代わりに、私がしたこと

噛むのをやめよう、と強く決意したわけではありません。

ただ、いつの間にか、前ほど困らなくなっていました。何かに集中していたり、気持ちが少し落ち着いていたり。
理由ははっきりしないけれど、指先に意識が向く時間が減っていったんです。恐らく私は、噛む代わりに、別のところで安心できるようになっていたんだと思います。

その頃、ふとしたきっかけでジェルネイルをするようになりました。
「深爪を治そう」というより、ただ爪を守りたかっただけでした。

すると、2週間後ほんの少しずつですが、爪が伸びてきたんです。それも、無理をした感じではなくて、気づいたら、という感覚でした。

そのとき初めて、
「触らないだけで、こんなに伸びるんだ!?」という衝撃がありました。

ジェルがくれた「噛めなさ」

ジェルネイルをしてから、不思議な感覚がありました。噛もうとしても、それが自爪じゃない。ジェルだから、噛んでも思ったような感触がなくて、
「これ以上やると割れちゃうかも」と思いました。

噛めないというより、噛んでもあまり意味がない。正直、あまり楽しくないんですよね。しっくりこないというか、
歯ざわりも違うし、「おいしくない」という表現が一番近い気がします。

あるとき、
「あ、ジェルしてたから噛めなかったんだな」と気づきました。

無理に我慢したわけでもなく、意識してやめたわけでもなく、ただ、噛んでも面白くなかった。それだけだったと思います。

結果的に、噛む回数は自然と減っていきました。やめたというより、噛まなくなっていたという感覚です。

伸ばすことを、目標にしなくなった

いつの間にか、「白い部分を何ミリ伸ばすか」
そんなことをあまり考えなくなっていました。

気づいたら爪は前よりきれいになっていて、横方向に長かったはずなのに少しずつ少しずつ憧れてやまなかった縦方向の方が長い自爪になっていったんです。
ネイルをすると、それだけで気分も上がって
爪を見るたびに、「あ、きれい」と思える。
それが素直に嬉しかったですね。

以前は、伸びたかどうかばかりを気にして、少しでも噛んでしまうと落ち込んでいました。

でもその頃の私は、爪そのものより、
“ちゃんとできていない自分”を見ていた気がします。

今は、爪を見ると気分が上がる。それだけで、触らなくなる理由としては十分でした。頑張ったから変わった、というより、

こだわらなくなったら、自然と整っていった。

そんな感覚が近いです。

まとめ|深爪は、責めなくてよかった

深爪をしていた頃、私はずっと「やめなきゃ」と思っていました。
でも今思うのは、やめる必要があったのは

噛むことではなく、自分を責めること、否定することだったのかもしれません。

噛むのは、心を落ち着かせるため。そこに安心が足りていなかっただけ。爪を守ってあげて、気分が上がって、触らなくなったら、結果として、噛まなくなっていた

もし今、深爪で悩んでいても無理にやめようとしなくていいと思います。
安心できる形を、ひとつ足してあげるだけで、爪も、気持ちも、ちゃんと変わっていくと思います。
自分の行動や気持ちを否定せず、大切に日々過ごして行きましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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