FP3級を3か月半で合格できたあと、次に何を勉強しようかと考えたときに思い浮かんだのが、簿記3級でした。
FP2級に進むか、簿記3級にするか。
少し迷いましたが、仕事にも役立ちそうな基礎として、まずは簿記3級を勉強してみることにしました。
勉強期間は4月20日~7月19日までの約3か月。
正直なところ、始める前は不安の方が大きかったです。
「簿記って難しそう」
「そもそも、何から始めればいいのだろう」
そんな気持ちを抱えたまま、なかなか一歩が踏み出せずにいました。
この記事では完全初心者だった私が、迷いながらも簿記3級に合格するまでの体験をまとめています。
これから簿記3級を考えている方の、不安が少しでも軽くなれば嬉しいです。
簿記3級を受けようと思ったきっかけ
簿記3級を受けようと思ったのは、FP3級に合格した後、
「次に何を勉強しようかな」と考えたことがきっかけでした。
FP2級に進む選択肢もありましたが、まずは基礎として簿記を学んでみたいと思い、簿記3級を選びました。
立派な理由があったわけではありません。
「勉強してみたい」と思えた、それだけです。
FP試験の時と同じように迷っているうちに時間が過ぎてしまうより、先にCBT試験を申し込みました。
申し込んでしまえば、あとは前を向いて勉強するだけ。
この最初に試験日を決めてしまい、覚悟を決める方法は私には合っていたように思います。
勉強を始める前に不安だったこと
勉強を始める前は、不安だらけでした。
- 最後まで続けられるのか
- 内容をきちんと理解できるのか
- 途中で挫折してしまわないか
特に強かったのは
「わからなかったらどうしよう」という気持ちです。
でも、今振り返ると、始める前に不安になるのは、ごく自然なことだったと思います。
私が実際にやった勉強の進め方
使った教材は、以下のものです。
・CPAラーニング「日商簿記3級」(登録は必要ですが完全無料)
・いちばんわかる日商簿記3級の教科書
・いちばんわかる日商簿記3級の問題集
・合格テキスト 日商簿記3級
・本試験問題集 日商簿記3級
まずは前回同様、動画で全体像をつかむことを意識しました。
すべての講義を見終えたあとに教科書を読み、問題集を解いてみる、という流れです。
わからない言葉や内容が出てきても、最初から深く考えすぎず
「今はそういうものなんだな」と受け止めるようにしていました。
毎日長時間やるよりも、少しの時間でも続けることを大切にしていました。
ちなみに、簿記3級については
「お金を払ってきちんと正しく習った方が良い」と言われることも多いようです。
その場合にはクレアールなどの通信講座もよくおすすめされています。
インプット時間は約42時間、平均学習時間は100~120時間程度。
教材費も1万円台で、質問サポートも無制限とのことなので、必要に応じて検討してみるのも良いと思います。
つまずいたポイントと、その時どうしたか
一番つまずいたのは、仕訳でした。
借方と貸方が混乱したり、何度も同じところで間違えたり。
「向いていないかもしれない」と思ったことも正直あります。
それでも、わからないところをそのままにせず、何度も戻って確認したりchatGPTに質問したりしながら進めていました。
勉強を初めて1か月ほど経った頃、少しずつ「前よりわかるかも」と感じられるようになってきました。
わからない=ダメではない。
この考え方は、簿記の勉強を通して得た大きな気づきです。
最後の1か月ほどは、問題集をひたすら通しで解くことに集中しました。
こちらも模擬試験がついていましたのでラスト1週間はCBT模擬試験を毎日受けました。
気づけばノートもたくさん溜まっていて、使い終わったノートを見ると「ちゃんと頑張っていたんだな」と実感できました。
試験直前に意識したこと
簿記3級の試験は、
・仕訳問題
・語句記入・補助簿選択・勘定記入
・決算書作成問題
の3つの大問で構成されています。
100点満点中70点以上で合格、試験時間は60分です。
試験が近づくにつれて
「全部理解できていないかも」という不安は常にありました。
特に苦手だなと感じていたのは語句記入や補助簿選択の問題です。
そこでchatGPTと相談しながら、完璧を目指すのではなく、合格点を取ることを目標にしよう
と考え方を切り替えました。
確実に取りたい問題、多少落としても仕方ない問題。
優先順位を意識して取り組むようにしました。
不安が消えることはありませんでしたが、「今の自分で出来ることをやろう」と決めて、試験に臨みました。
合格して感じたこと
簿記3級の試験は受験者が自分ひとりという、集中しやすい環境でした。
最後のボタンを押すときは手が震えていましたが、合格を確認できた時は
「なんとか合格出来て良かった」という気持ちでした。
試験中、苦手分野で文言を入力する問題があり一瞬パニックになりかけた場面もありました。
「終わったかも…」と思いましたが、
「まだ落ちたと決まったわけじゃない」
「ここがダメでも、他のところで点を取ろう」
と、すぐに気持ちを切り替えられたのは大きかったと思います。
不安だらけでも一歩ずつ進めば、ちゃんと形になる。
簿記3級に合格できたことで勉強に対する苦手意識も少し和らぎました。
「私でも、やれば合格できるのかもしれない」
そう思えたことが、何よりの収穫でした。
自信というのは「自分を信じる」ことなんですよね。未だに全然自信はないんですけど。
これから簿記3級を考えている方へ
最初から出来る人は誰もいないと思います。
わからないところがあっても、不安な気持ちを抱えたままでも大丈夫です。
完全初心者でも、自分のペースで少しずつでも進めていけば、結果はついてきます。
もし落ちてしまっても、人生の終わりではありません。リスクは3,850円の再受験料だけです。
「やってみたい」と思った気持ちを大切にしてあげてください。
まとめ
簿記3級は、始める前に不安を感じる方がとても多い資格だと思います。
私自身も、「難しそう」「自分にできるのかな」と感じながらのスタートでした。
それでも完璧を目指さず、わからないところがあっても立ち止まりながら少しずつ前に進んでいくことで、ちゃんと合格することが出来ました。
大切だと感じたのは、
・最初から出来る人になろうとしないこと
・自分のペースを大切にすること
・不安があっても、やめずに続けること
簿記3級は、特別な人だけが合格できる試験ではありません。
完全初心者でも、迷いながらで大丈夫です。
「やってみたいな」と思った気持ちがあるなら、それはもう始める理由として十分だと思います。
この体験が、これから簿記3級を考えている方の小さな安心や、最初の一歩に繋がれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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